2026/04/24
~中医学の視点で整える、季節の変わり目養生~
「土用」と聞くと、夏の土用の丑の日を思い浮かべる方が多いかもしれません。
実は土用は夏だけではなく、春・夏・秋・冬それぞれの季節の変わり目にある期間です。
今回は春の土用について、中医学の視点からわかりやすくご紹介します。
🌿 春の土用とは?
春から夏へ移り変わる前の約18日間を指します。今年は4月17日から5月4日になります。
この時期は
- 気温差が大きい
- 新生活や環境変化が多い
- 自律神経が乱れやすい
など心身に負担がかかりやすい季節です。
🌏 中医学では「土用=脾胃を整える時期」
中医学では、土用は「土」のエネルギーが高まる時期とされ、体では 脾(ひ)・胃(い) に関係すると考えられています。
ここでいう脾は現代医学の脾臓そのものではなく
- 消化吸収
- 気血をつくる力
- 水分代謝
- 元気の土台
を担う大切な働きです。
つまり春の土用は胃腸を整えることが健康のカギ になる時期です。
🍽 春の土用に出やすい不調
この時期は次のような声が増えやすくなります。
- 食欲が安定しない
- 胃が重い
- 眠い・だるい
- むくみやすい
- 気分が落ち着かない
- 甘いものが欲しくなる
これらは季節の変化で脾胃が疲れているサインとも考えられます。
🥣 春の土用におすすめの食養生
おすすめ食材
- 山芋
- かぼちゃ
- にんじん
- 米・おかゆ
- 豆類
- 生姜
- なつめ
控えめにしたいもの
- 冷たい飲み物
- 生ものの摂りすぎ
- 甘いものの食べすぎ
- 暴飲暴食
🌸 心も整えることが大切
春は「肝」が高ぶりやすい季節。イライラや気疲れが出やすい時期でもあります。
土用の時期は
- 予定を詰め込みすぎない
- 深呼吸する
- 散歩する
- 夜更かしを減らす
こうした習慣もおすすめです。
✨ まとめ
春の土用は、春から夏へ向かう体の準備期間です。
この時期に胃腸を整え無理をしすぎないことで、夏を元気に迎えやすくなります。
忙しい毎日の中でも
✔ 食事をやさしく整える
✔ しっかり眠る
✔ 気持ちに余白をつくる
そんな小さな養生を意識してみてください。